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Shoe Care: 革靴のメンテナンスについて

ここからは具体的なメンテナンス方法をお教えします。

もちろん難しいことはいっさいありませんが、それでも毎日やるというのは至難の業。
1日履いた靴は必ずブラッシングしてあげるとして、
クリームは週に一度とか、月に一度はとか、自分で目安を付けて定期的にしてあげましょう。

1.汚れ落とし

ブラッシングで表面に付いたホコリや泥を落とします。ブラッシングで傷つくことはないのでしっかりかけましょう。 コバとアッパーの隙間などは汚れが溜まりやすい場所。特に丁寧にブラッシングしてください。

ブラッシングでは取れなかった汚れや、前に塗ったクリーム等を落とすためにリムーバーを使います。 お化粧の厚塗りは肌の健康のためにも決してよいことではありませんよね。革も人間の皮膚と同じこと。面倒でもクリームを塗るときは、古いクリームは毎回落としてあげましょう。リムーバーでも落ちない汚れの時には、サドルソープを使用してみてください。


2.クリームを塗る

ここまできたら、いよいよクリームの登場です。缶入りのポリッシュは、革に光沢を出すための物で栄養を与えるものではありません。栄養を補うためにも「乳化性」のクリームを使用してください。 色はアッパーの色と全く同じにする必要はありませんが、やや薄めの色を選ぶと間違いないでしょう。 ペネトレートブラシに少量を取り、靴全体に塗りこむように伸ばしていきます。大事なことは「塗りすぎない」こと。塗りすぎると革が吸収できません。

3.ブラッシング

クリームを塗り終わったらブラッシングです。余分なクリームを落としながら均等にすることが目的です。しっかりと落としてください。このとき、1とは別のブラシを使うようにしましょう。 汚れを取るときに使用したブラシは色が付いてしまいます。「汚れ落とし用」「クリーム塗布用」といった具合に違うブラシを揃えておきましょう。 また、「クリーム塗布用」のブラシは、お手持ちの靴やクリームの色に合わせてブラック用、ダークブラウン用、ミディアムブラウン用、ライトブラウン用、バーガンディ用の5本揃えておくと完璧です。

 


4.乾拭き(仕上げ)

最後にきれいな布を使って乾拭きをします。

クリームが革に馴染み、磨き込むほどに光沢が出てきます。

 

恐らく多くの方々が「スエードは手入れが面倒」と思っていることでしょう。実は簡単なんです。

むしろスムースレザーの方が面倒なくらいです。まずは今までの知識をカラにして読んでみてください。

1.汚れ落とし

スウェードのメンテナンスの基本は、1にも2にもブラッシングです。ワイヤーブラシを使って毛の中に詰まった汚れを掻き出すようにブラッシングして下さい。手首のスナップを利かせるのがコツです。実はふだんのメンテナンスはこれで十分なんです。ね?簡単でしょう?
ブラッシングでも落ちないほど汚れてしまった場合は、ゴム製のクリーナーを使いましょう。 これは主に付着系の汚れに適しています。クリーナーをかけた後は毛が寝てしまいますからブラッシングをかけて毛を立ててあげましょう。

3.栄養を与える

時々は栄養を与えてあげましょう。スエードの場合、クリームは塗れませんのでスエードスプレーを吹き付けてください。濃い色のスエードの場合、スプレーによっては色が白っぽくなることがあります。 そういうときは色付きのスエードスプレーをかけましょう。補色することもできるだけでなく、汚れの防止の役割も果たします。最後に再びブラッシングして終了です。
全体が薄汚れてしまったときにはスエードシャンプーで丸洗いしましょう。 これはちょっと難しい技なので、後半でご説明します。

 

独特な光沢を持つコードヴァン。また、その素材が希少なため高級皮革製品に多く見られ、ご存じの通り馬のお尻の革の裏側をバフ(削る)していくという独特の製法で作られた革です。つまり正確にはコードヴァンはスエードと同じ「裏革」なんです。 その為コードヴァンもメンテンスが面倒だと思われがちですが、基本的にはスムースレザーと同じなんです。一つ間違っちゃいけないのは塗る靴クリームがスムースレザーとは違うということ。コードヴァンはスムースレザーと比べると、表面の密度が2、3倍細かくなっています。それだけきめが細かいのですから粒子の粗い靴クリームでは浸透していかないのです。

名前の通りオイルを染み込ませた革です。ふだんのメンテナンスはブラッシングで十分。栄養の補給にはミンクオイルを使います。サドルソープで汚れも落とせますが、オイルレザーは多少汚れているぐらいの方が味があるような気がします…