2020.04.01
京都店
テイク・イット・イージーなコンビシューズ
コンビシューズと聞くと、コーディネートが難しそうに感じるかもしれませんね。
しかし！
こちらのコンビシューズならいかがでしょうか。
「やっぱりコンビやん、ふつうに難しいやん！」
はい。
たしかにコンビはコンビなのですが、もうちょっとじっくり見てください。
履いたらこんな感じ。
ほら、いかがですか？
思ったほど目立っていないのでは？
コンビシューズですが、意外に溶けこんでいる。
日頃なんとなくハードルが高く感じてしまうコンビシューズ。
なんとか取り入れやすくできないか？
ということで、今回は合わせやすく使いやすいコンビシューズのご紹介です。
題して、「テイク・イット・イージーなコンビシューズ」
Tricker’s の表記によると「ツートーンダービーブローグス」となっているこちらのモデルは、カントリーシューズの定番［Bourton］とは似て非なる別モデル、［Bowood］。
ツートンカラーの外羽根式ウイングチップなのですが、実は少し前に TOPICS にてご紹介した今期春夏の新作別注品でもある、特別な一足です。
ペーパータグに目を凝らすと、そう。
ワックスコットンで有名なブリティッシュミラレーン社のファブリックと、レザーのコンビネーションになっているのが分かります。
「コットン + レザー」。
異素材の組み合わせはコンビシューズにおける一つの典型といえますが、このモデルが洋服とコーディネートしやすいのはなぜか？
理由は色。
冒頭の GOLD+KHAKI もそうでしたが、それぞれのトーン。
GOLD+KHAKI
素材同士の色が近いです。
こちらもそう。
NASTER+OLIVE
光沢感が違うだけで、だいたい同じトーン。
BLACK+BLACK
異素材だけど、じつは ほぼワントーンに近い。
遠くから見るとこのような感じ。
だから合わせやすい。
うまく溶けこんでくれて、光沢感の対比がほどよいアクセントになるわけです。
ちなみにレザーは Tricker’s の裏定番「MC」というオイルドレザー。
定番のボックスカーフやアンティークカーフとは異なり、ややマットな風合いです。
それでも一般的なオイルドレザーよりは光沢があり、上品な印象になるためパターンオーダー等でこっそり指定する通も多い、マニアックな素材。
コットンとのコンビネーションということで、気づきにくいですが、こだわっています。
そして底材にはシングルコマンドソール。
これはもう、ガシガシ使えます。
色数を増やさないことによるコーディネートのしやすさという観点からはもちろん、変化する天候や路面状況への対応範囲の広さという実用面でも、テイク・イット・イージーな使い方ができるコンビシューズというわけです。
いかがですか？
取り入れやすくなりましたよね！
冒頭のようなカジュアルな合わせもすんなり。
GOLD+KHAKI
「なで肩やな～！」
……それは、まあ、おいといていただいて。これでも いからしてます。
ちゃんと溶けこんでますよね。
ジャケット着てもおさまり良し。
NASTER+OLIVE
いつもの格好に落とし込んでも悪目立ちしないです。
気負わずいけますね。
NASTER+OLIVE
でも、コンビシューズ履いてる！という高揚感。
ひそやかな特別感、大事です。
BLACK+BLACK
よく見たらコンビ！というところがミソですね。
「なんや、普通やん」
と思わせておいて、じつはひと味違うというあんばい。
BLACK+BLACK
特別な日の一足としても効果的なアイテムではないでしょうか。
そのあとも普通に使えて二度おいしい！
さて、いかがでしたでしょうか？
コンビシューズ取り入れてみませんか？
Tricker’s 品番：M6973
- 素材：MC + Millerrain Cotton
- 色： Black + Black（左）、Naster + Olive（中）、Gold + Khaki（右）
- 底材：Commando
- 製法：Goodyear
- 価格：￥84,700（税込）
特別感あふれる素材を使用し、真鍮を思わせるようなゴールドカラーのハトメといったディテールとあわせ、オーダー仕様のようなスペシャルモデル。
でも、気負わず履ける テイク・イット・イージー な一足。
お楽しみいただければ幸甚です。
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