京都店

名作ラストでチェルシーブーツできました

師走の声を聞きながら冬の到来を実感しつつ、でも、まだまだ寒さの底は見えない京都盆地です。

 

今年はとりわけチェルシーブーツの動きが活況を呈しており、それにちなみ今回はジャストなタイミングで入荷した CARMINA(カルミーナ)の新作をご紹介いたします。

 

 

こちらがその新作チェルシーブーツ。サイドゴアブーツとも呼ばれる定番デザインなのですが、ハッと目を引くきれいな仕上がりです。

 

さて、カルミーナのアーカイブには200以上のラスト(木型)のコレクションがあるそうですが、この木型、何だと思われますか?

 

 

答えは SIMPSON(シンプソン)。ベテランのお客様からは「久しぶり!」という声も聞こえてきそうですね。

 

美しいスクエアトウが特徴の木型で、トレーディングポストでもかつてシンプソンを使用したモデルを幾つか取り扱っていました。

 

実際カルミーナでも使用頻度の高い木型のひとつだそうです。

 

筆者もちょっと久しぶりなシンプソン。やっぱり良いです!

 

 

以前はローファーやオックスフォードシューズ中心に展開していたシンプソンですが、さすが万能ラスト、チェルシーブーツとの相性もバッチリ。

 

さて、サイドゴアブーツの出現は1830年代のイギリス王室で、意外(?)なことに、フォーマルな位置づけにありました。

 

やがてシンプルで機能的なこのデザインは世に広まり、用途やシーンによって呼び名が変わったり、増えたりしていきました。チェルシーブーツと呼ばれるようになったのは1960年代に入りスウィンギングロンドンのムーブメントに沸いたチェルシー地区にちなんでのことだそう。ヒールの高いサイドゴアブーツ、流行りましたよね。

 

同じデザインでも使用する木型や仕様によってキャラクターは変わりますが、今回のブーツなら、スーツやテーラードジャケットなど、エレガントなドレススタイルとのマッチングも楽しめそうですね。

 

 

さらに目を引くのがアッパーの素材。

 

 

イタリアはゾンタ社の Museum Calf(ミュージアムカーフ)。

 

大理石を思わせる独特の模様。アンティークなマーブルの濃淡が特徴の素材です。

 

継ぎ目の少ないデザインに使用することで革の表情をいっそう楽しめます。

 

 

踏まず部のしぼりや筒部分のクリンピングなど、造形的にも見どころがいっぱい。

 

個人的にはシンプソンならではの、トウからサイドエッジにかけてのラインが好きです。

 

 

底周りはシンプルにシングルレザーソール仕様となっています。

 

 

タイミング良くあらわれた期待のニューフェイス!

 

底冷えする前に、寒さ対策は抜かりなく。久しぶりにブーツを購入しようと思っておられた方にもおすすめです。

 


CARMINA 品番:80216


  • 素材:Museumcalf
  • 色:Marron
  • 木型:Simpson
  • 底材:Single Leather
  • 製法:Goodyear
  • 価格:¥88,000(税込)

 

【京都店・前回の記事】

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