C&J キャンバリー入荷のお知らせ

LAST NO.348（木型348）

近年の Crockett & Jones（クロケット＆ジョーンズ）における、最も重要な木型といわれる「NO.348」。

世界的ベストセラーとして知られ、この木型を用いた靴が、有名な映画内で英国諜報員のワードローブとして選ばれたことからも、英国を代表する靴の型として多くの人々から支持されていることが分かります。

モダンブリティッシュなスクエアトウを持つこの木型は、2004年の誕生以来もっとも成功を収めた木型として、クロケット＆ジョーンズの「レガシー」（遺産）と称されるに至りました。

今回は、そんな NO.348 のラインナップから、この時期にぴったりの一足をご紹介いたします。

モデル名は CAMBERLEY（キャンバリー）、キャップトウでダブルストラップのブーツです。

とてもスタイリッシュ。

トウのキャップを台形に見立てた時、上辺が短いとシャープでドレッシーな印象になります。

近代のブーツの由来をたどっていくと、必ずと言ってよいほどスポーツやミリタリーの領域を通過するため、それらの要素を濃厚に感じさせるものは、現代のオンビジネスのドレスコード上きわどい位置づけになりますが、NO.348 は皆さまの目にどのように映るでしょうか？

最近は相対的にドレッシーな印象ものであれば、許容範囲とみなされるようになってきましたね。

結論は個々の主観に委ねられますが、キャンバリーには境界線を越えていく可能性を感じさせるものがあります。

さておき靴底にはラバーを採用。実用性に優れたハルボロラバー社製のダイナイトソールです。

この時節、足首を覆うデザインは特に効果を発揮しますね。

ただ、キャンバリーは主にそういった部分ではなく、単純に「格好が良い」という、本能に訴えかけてくるバイブスを感じます。

つまり！（自分を納得させるため）いかようにも言い訳はたつ！！というわけでして、例のごとく入荷してはすぐに完売状態となるキャンバリー、早めに押さえておかれるのがよいと思われます。

【京都店・前回の記事】

サンダースの新色マッドガードです。