オードリーから始めてみましょう – Trading Post 良い革靴が見つかるセレクトショップ

京都店

オードリーから始めてみましょう

「そろそろいい年齢なので、ちゃんとした靴を購入したい」

 

そんなお声を拝聴する時節になってきました。

 

あらたに革靴を購入するきっかけって、いろいろありますよね。

 

たとえば入学式、入社式、結婚式など、人生の節目となる様々なセレモニー。

 

自身や家族、友人たちの新たな門出に立ち会う瞬間。

 

人生の階段をステップアップするにしたがい、自然と身につけるものも整えたいと思うものです。

 

今回は、そんな折におすすめの一足をご紹介します。

 

 

イギリスはノーサンプトンにて140年の歴史を持つ、Crockett & Jones(クロケット&ジョーンズ)の定番品。

 

モデル名は AUDLEY(オードリー)。

 

いわゆる、「ちゃんとした靴が欲しい」時におすすめの一足です。

 

 

ノーサンプトンは靴の聖地ともいわれており、シューメーカーが軒を連ねている地域です。

 

中でもクロケット&ジョーンズ社は、長年に渡り様々なブランドのレディメイドを手掛けており、ビスポークシューズ(注文誂え靴)で知られる幾つかのメーカーも、既成靴ラインはクロケット&ジョーンズ社に依頼していたりしました。

 

近年は英国靴メーカーとして国際的な業績を高く評価され、ロイヤルワラントホルダー(英国王室御用達)として認められています。

 

オードリーは、履き心地が良く美しい靴を製造する技術とセンスに長けた実力派メーカーによる、定番ストレートチップというわけです。

 

 

いちばんの特徴はつま先の形。木型(ラスト)の顔ともいえる部分ですね。

 

2002年、パリのビスポーク靴職人ディミトリ・ゴメス氏監修により誕生した #337ラストのデビュー当時、イギリスの既成靴といえば、ラウンドトウ全盛の時代。

 

そんな中、丸でも角でもない、ややスクエアがかった #337ラストの形状には驚かされたものです。

 

 

横顔もエレガント!

 

トウラインの、やわらかな弧。絶妙の曲線ですね。

 

これがクロケット&ジョーンズ社の上級グレード、「ハンドグレード・コレクション」のために開発された #337ラスト。

 

(ハンドグレード・コレクションは下のロゴマークが目印です)

 

 

以来20年、流行に振り回されることもなく、定番であり続けています。

 

ちなみにこの #337ラスト、当初のラインナップにストレートチップが存在せず、弊社の依頼で誕生したのがオードリー。

 

なぜ作られなかったのか。普通すぎたから?

 

理由は分かりませんが、そこが良かったのかもしれません。

 

どんな場面でも通用する嫌みのなさ。「高級靴なのにドヤ感がない」とでも言いましょうか、良い意味でふつう。

 

過度に主張しないところが好感度高し。

 

言葉にするのが難しい「ちゃんとした靴」の条件、ひとつにはそういうところかもしれませんね。

 

 

履き心地はソフト。この、底の革がまた良い。

 

さらに様々な足型でも無理なく履けるよう、いろいろな工夫が盛り込まれています。

 

あとは履いてのお楽しみ、ぜひ体感していただきたいです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

「ちゃんとした靴」をご検討であれば、オードリー、お試しください。

 


CROCKETT&JONES 品番:29447A-C01L3 モデル名:AUDLEY


  • 素材:Aniline Calf
  • 色:Black
  • 底材:Single Leather(Oak bark)
  • 製法:Goodyear
  • ウィズ:D
  • 価格:¥101,200(税込)

 

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