あの頃憧れたロングウィング – Trading Post 良い革靴が見つかるセレクトショップ

京都店

あの頃憧れたロングウィング

BLOGをご覧の皆様、こんにちは。

京都では汗ばむ日を増えてまいりました。

そろそろ半袖の出番が増えてきそうです。

 

さて、皆様も思い入れのある、あるいは思い出深い「靴」が必ずあると思います。

人生の節目に履いた靴、初めての給料で買った靴、奮発して買った靴etc…。

 

筆者にとっては、タイトルにあります「ロングウィングチップ」です。

若かりし10代の頃、雑誌に掲載されていたショップスタッフの方のスタイリングに憧れて古着屋で購入したデッドストックのアメリカ製の安価な古靴。

今思い返せばサイズも大きくて全く足に合っていなかったのですが、履き込んでくたっとした「やれた雰囲気」がとても好きで大事にしていた思い出があります。

 

自分にとっては思い入れの深いデザインのロングウィングチップ。

こちらの商品が入荷してきた時、その思い出が蘇りました。

 


Trading Post Original モデル名:CASSIDY


  • 素材:Grain
  • 色:Black
  • 底材:Single Leather
  • 製法:Goodyear
  • 木型:T84
  • 価格:¥52,800(税込)

 


Trading Post Original モデル名:CASSIDY


  • 素材:Grain
  • 色:DarkBrown
  • 底材:Single Leather
  • 製法:Goodyear
  • 木型:T84
  • 価格:¥52,800(税込)

 

 

先週に引き続き、トレーディングポストオリジナルの新シリーズ「Heritage collection」からロングウィングチップのCASSIDY(キャシディ)をご紹介。

 

フルブローグがアメリカで独自の変遷を経て誕生したロングウィングチップ。

アメリカらしい合理性と自由な空気感を感じさせてくれるデザインです。

 

踵まで伸びた穴飾りがアメトラ/アメカジ世代の心をくすぐり、若い世代にとっては新鮮に映るかもしれません。

 

ショートノーズ・クラシックスタイルを基盤とした新ラストT84を使用。

 

ロングウィングのデザイン性とグレインレザーの素材感との組み合わせは、ラストの雰囲気と相まってヴィンテージシューズのような雰囲気を感じさせてくれます。

 

 

 

しかしこちらの商品、単なる懐古主義でも、単なるリプロダクトでもありません。

内ふまずや踵回りは立体感に富み、フィット感を得られると同時にモダンな印象を演出

 

ストームウェルトの仕様ながら、あえてシングルソールで仕上げたことでボリューム感を足し算引き算し、絶妙にコントロール。

 

ショートノーズ・クラシックスタイルを基盤としたことで、ヴィンテージ感は匂わせつつもボリュームを抑えたシルエットによってモダンな雰囲気をも演出しています。

 

 

「クラシックとモダンの狭間」に位置する絶妙なスタンス。

 

 

このモダンさ加減がちょうど良い塩梅でほんのりドレッシーな雰囲気を感じさせてくれます。

 

トップリフトには、本来ワークブーツ等で使用される耐久性のあるビブラム419USA製を採用。このにくいチョイスはきっとアメカジ好きの方々に響くはず。

 

履き込んで「やれた雰囲気」が出てくれば、あの頃憧れた理想のロングウィングチップに近付くはず。

そして理想のソレより少しモダンな雰囲気は、今の気分をも満たしてくれる。

 

 

トレーディングポストオリジナルの新シリーズ「Heritage collection」、今シーズン非常におすすめです。

皆様のお問合せ、ご来店お待ちしております

 

【京都店・前回の記事】

カジュアルアップの到達点[L] – Trading Post

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