トレーディングポストオリジナルの撥水シリーズ – Trading Post 良い革靴が見つかるセレクトショップ

青山本店

トレーディングポストオリジナルの撥水シリーズ

【トレーディングポスト青山本店】はトレーディングポスト史上初のメゾネットタイプの店舗となっております。

店内はワインセラーをモチーフにしており、革靴をワインに見立てた‘‘SHOES CELLAR(シューズセラー)‘‘をコンセプトにモダンでラグジュアリーな空間を演出しております。

1階にはトレーディングポストオリジナルやアレンエドモンズ、クロケットアンドジョーンズ、カルミーナ、デュカルといったブランド。そして2階にはエドワードグリーン、ガジアーノ&ガーリングといった英国を代表するブランドをメンズ、レディース共に扱っております。

ゆったりとした空間の中、じっくりと靴を選んでいただける場所となっております。

 

インスタグラムでも商品のご紹介をさせていただいております。

ブログよりも更新頻度が高い為良ければこちらも見ていただけたら幸いです。

▼tradingpost_aoyamasalon Instagramはこちら▼


皆さま、こんにちは。

青山店の九島です!

3月よりラギットストア渋谷店から青山本店へ異動してきました。

 

不慣れな点も多々あるかとは思いますが、青山店からお客さまに様々な有益な情報をご提供できたらと思います!

よろしくお願い致します。

 

さて、今回はトレーディングポストオリジナルの撥水シリーズを改めてご紹介させていただきます。

これから新生活を始められる方やまだ雨の日用の靴をご用意されていない方に有益な情報となっていると思います。


【全天候型使い易さ抜群のストレートチップ】

 


Trading Post Original 品番:T601


  • 素材:Union WP
  • 色:Black
  • 底材:Single Dainite
  • 製法:Goodyear
  • 価格:¥59,400(税込)

公式通販はこちらから>>>

 

ご紹介するのはこちら。

T601という品番のモデルになります。

こちらは当店でも大変人気のあるモデルとなっています。

冠婚葬祭でお使いいただける使い勝手抜群のドレスシューズとなっております。

 

人気の理由を細かく見ていこうと思います!

 

【鞣しの段階で施された撥水加工】

 

一般的に“撥水靴”と謳われている商品のほとんどは靴が出来てから表面に撥水剤を塗布またはスプレーをしています。

その為、その効果はだんだんと落ちていきます。

しかし、こちらの革は鞣しの段階で、撥水剤を革の組織のなかに定着させています。

通気性や透湿性を損なうことなく、撥水効果が永続的に維持できることが特徴です。

※防水ではありません。製法上長らく水に浸かっていると中底の下からじんわりと浸水してくることがあります。

 

日本は雨が多いと言われておりますので一足あると重宝すること間違いなしですね!

メンテナンスに関しては通常の革靴と同じ方法で問題ありません。

 

【足の形状を考え作られた後方屈曲木型】

 

この靴は「後方屈曲木型」という足なりに沿ったラストを採用しております。

前半分と後ろ半分を別々に考えられ作られているラストです。

今までの通常のラストは踵からつま先にかけての中心線が真っ直ぐでした。

しかし本来、足の形状は踵と甲からつま先にかけての中心線が異なる方が多くいます。

 

この木型は、足本来の形で靴の中に納まるよう設計されてますので、幅を広く取らずとも小指の膨らみを広げ、つま先のスペースを確保し、快適さとフィット感を両立することが出来ます。

さらに、踵の浮きを軽減するため、踏まずから踵にかけてのシェイプを強めに利かせています。

 

 

これは説明しても分かりずらいと思いますので是非お試しになってみてください。

普段小指側が良く当たってしまうという方に是非履いていただきたいですね。

私も最初履いた時に衝撃を受けました。

 

【修理が可能なグッドイヤー製法】

 

 

こちらのモデルはグッドイヤー製法という製法で作られています。

底から見た際に外側に細かいステッチが入っていることが特長ですね。

この製法のメリットは修理がし易く、丈夫ということです。

更に履けば履くほど足型に馴染んでいく作りになります。

中底にリブテープという縫い代になるものを貼り付け、アッパー、ウェルト、リブテープを縫いをかけます。(この縫いをすくい縫いと呼びます)

すくい縫いが終わり、本底を貼り付ける前に中底の下に隙間が出来ます。そこにコルクを入れ本底を貼り付けます。

この中底の下のコルクがクッション代わりになったり、つぶれて足型に馴染むフットベッドとなったりと大きな役割を果たしてくれます。

コルクを詰めた後、本底を貼り付け、ウェルトと本底に縫いをかけます。(この縫いを出し縫いと呼びます)

このようにアッパー(本体)とソールを付けるために二度縫いがかけられています。

 

ソール交換の際には出し縫いの糸を切り本底を剥がし、新しい本底を貼り付けウェルトと本底に縫いをかけます。

このようにソール交換の際にアッパーに掛かる負荷が少ないのがこの製法の特徴です。

ウェルトと本底を縫い合わせるので、数回ソールの交換をすると今度はウェルトが痛んできます。

その際はウェルト交換という修理もございますのでご安心ください。

このように修理をしていけば長らくお履き頂くことが出来ます。

 

デメリットとしては二度縫いをかけるので硬さが出てしまいます。

また、靴を上から見た際に靴の輪郭の外側に縫いをかけるのですっきりとした見た目になりにくいという所でしょうか。

 

【他モデル紹介】

 

・T602 スーツからジャケパンスタイルに合わせやすいパンチドキャップトウ

 

BLACK

 

CHOCOLATE

 

・T604 オンオフ兼用し易いUチップ

 

BLACK

 

DARKBROWN

 

・T606 足元に華やかさを彩ってくれるダブルモンクストラップ

 

BLACK

 

CHOCOLATE

 

・T610 足首までしっかりホールドしてくれるチャッカブーツ

 

BLACK

 

CHOCOLATE

 

・T611 脱ぎ履きが容易なサイドゴアブーツ

 

BLACK

 


【修理のご案内】

トレーディングポスト青山本店では、当店の靴だけではなく他店でのご購入の靴でも常時修理をお受けしています。

修理上がり後はスタッフが靴磨きをし、履き下ろせる状態にしてからお渡しさせていただいております。

詳しくは、スタッフまでお問い合わせください。


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