引き算の美学 – Trading Post 良い革靴が見つかるセレクトショップ

京都店

引き算の美学

ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

京都店の片岡です。

 

本日は、入荷したばかりのニューフェイス、

『アンドレス・センドラ』をご紹介させて頂きます。

 


ANDRES SENDRA 品番:11762


  • 素材:IMEL
  • 色:NEGRO(上)、BROWN(中)、GRAY(下)
  • 底材:VIBRAMGUMLITE
  • 製法:Norwegian
  • 価格:¥49,680(税込)

 

 

センドラ・ブーツとして創業100年の歴史を持つ『アンドレス・センドラ』。

商品の耐久性に拘ったモノづくりを基本とし、その職人気質な生産体制は現在も受け継がれています。

 

 

今回トレーディングポストがセレクトしたモデルは、

いずれも質実剛健なノルウィージャン製法。

 

今が気分のショートノーズなラウンドトウ、

程良いボリューム感は合わせるパンツを選ばず。

 

 

ブラウンのコバ、ストームウェルトが、

色合いのアクセントとなっており、程良くカジュアルな雰囲気。

シンプルが故に機能美が光ります。

 

 

ソールはビブラムガムライト。

クッション性に富み、足当たりが柔らかく、そして軽い。

スニーカーのようにガシガシ履ける仕様。

 

 

ノルウィージャン製法と相まって、悪天候でも気にせずお召し頂けます。

 

 

程良いボリュームがありながらも上品な顔つきで、

モードからストリート、デニム、チノ、軍モノ、スラックス。

どんなパンツでもすんなりコーディネイトできるカジュアルな万能選手です。

 

 

 

カジュアルスタイルのコーディネイトは、

足元の表情で、全体のイメージががらっと変わります。

足元の表情が全体のイメージを形作ると言っても良いでしょう。

 

 

アメリカ靴なら武骨な印象で、アメカジスタイルに。

英国靴ならクラシックな印象で、トラディショナルなスタイルに。

フランス靴ならどこか上品な印象で、ノーブルなスタイルに。

 

 

そこで『アンドレス・センドラ』。

 

アメリカ靴の武骨さもあり、

英国靴のトラッド感もあり、

エスプリを感じさせるどこか上品な印象もある。

 

 

絶妙なバランスで成立させた無国籍感は、

履く人それぞれの「個性」を際立たせてくれます。

 

 

色々な要素を組み込みながらも、巧みに引き算し、

ミックス感を残しながらもミニマルに仕上げられた外羽根プレーントウは、

至極シンプルでありながら、とても表情豊か。

 

 

この作りを可能とするのは、

ウエスタンブーツからドレス、カジュアルシューズまで様々な靴を作る事で培ってきたデザイン力と

創業以来受け継いできた技術力あってこそ。

 

この靴にはブランドを象徴するようなディティールやロゴ、

所謂分かりやすいキーワードはございません。

しかし足を入れれば、その独特の個性と

「なんか良いな、これ」という感覚を感じ取って頂けるかと存じます。

履いていれば「それ、どこのブランドの靴ですか?」と聞かれる事も多いでしょう。

キーワードは無いですが、非常に魅力的な靴です。

 

 

弊社取扱いの『カルミーナ』も含め、スペインの風土が育んだこのミックス感。

これだからスペイン靴はおもしろい。

皆さまも是非一度、お試し下さいませ。

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