トレンドのブラックスエード！オリエンタルのタッセルローファー、PHILIP（フィリップ）

今回はシックなブラックスエードをまとったタッセルローファーのご紹介です。

こちらはオリエンタルの PHILIP（フィリップ）。

オリエンタルと言えばジャパンメイドのファクトリーブランドとして革靴愛好家からの支持も篤い関西の重鎮。

ブラックスエードのフィリップはラスト（木型）そのものがトレーディングポストの別注からスタートした特別な一足でもあります。

スマートな見た目なのにグッドイヤーウェルテッド

一見するとマッケイ製法のようにコバの張り出しがあまりなく、コンパクトですっきりとした見た目。

しかし出し縫いのステッチは伊達ではありません。

底材交換が可能なグッドイヤー製法の本格革靴です。

加えてピッチの細やかさにも注目、細部の丁寧さが全体の美しさに寄与しています。

オリエンタルシューズは1950年代の設立以降多岐にわたる製法の靴を手掛け、国内外の様々なブランドやメーカーとの協業により豊富に蓄積されたその技術とセンスは、2023年にリブランディングを遂げたオリエンタルのコレクションにもあますところなく注ぎ込まれています。

見た目のスマートさだけでなく、足にフィットしやすい木型が生み出す履き心地の良さでもおすすめなのがオリエンタル。

トレーディングポストでは2019年からオリエンタルの展開を開始するにあたり木型の開発から依頼し、美しさと履き心地の良さを追求しています。

靴の中で足が前にずれないよう甲を低めに設定して踏まず部は絞り込み、さらにヒールカップのコンパクト化により踵が抜けにくいよう工夫しています。

ただし歩行時に負担が軽減できるよう指周りの空間を確保するため、親指側と小指側のカーブの度合いを何度も微調整。

見た目の美しさと履き心地の良さを兼ね備え、修理を重ねながら長きに渡り愛着を持って使える一足となっています。

タッセルローファーはスリップオンシューズの中でもドレッシーな雰囲気があり、テーラードジャケットやスーツに合わせてスタイリングすることも可能です。

それだけでなく、もっとカジュアルなコーディネートにも対応できるのがタッセルローファー。

今回ご紹介しているフィリップは、ドレッシーな木型にスポーティなスエードを組み合わせているのでタウンカジュアルにも最適。

いわばスエードのスニーカー感覚ですね。

ぜひ気負わず日常に取り入れてみてください。

マットなスエードはこなれた雰囲気を醸し出してくれます。

オフィスカジュアルからもっとスポーティなシーンでも活躍してくれますよ！

気温にメリハリのある気候下では、スエード靴＝秋冬、ローファー＝春夏というイメージがありますが、どちらも季節を問わず着用が可能です。

日本では、見た目の起毛感や肌が見える面積によって季節を分けて楽しむ方が多いように感じます。

そういった場合、スエードのローファーは季節的要素をどちらも含んでいるのでオールシーズンお使いいただけます。

気に入った靴は年中履きたいですよね！

Oriental　品番：PHILIP03

いかがでしたでしょうか。

このところ数シーズンに渡ってブラックスエードはトレンド。

履きやすく美しいフィリップ、この秋冬もぜひおすすめです！

皆さまのご来店おまちしております。

トレーディングポスト京都店では、当店の商品だけではなく他店でのご購入の商品でも常時修理をお受けしています。

また、お預かりした修理靴は店舗にてメンテナンスをしてお返しいたします。

詳しくは、スタッフまでお問い合わせください。