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Trading Post Year Model 2023

2023年9月23日、トレーディングポストオリジナルよりイヤーモデルが発売となります。


Trading Post モデル名:TP2023


  • 素材:Box Calf
  • 色:Black
  • 底材:Single Leather Sole
  • 製法:Goodyear+Mckay
  • 木型:66
  • 価格:¥88,000(税込)

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2023年のイヤーモデルはプレステージスペックのセンターエラスティック・スリップオン

紐無し靴には様々なカテゴリーがありますが

センターエラスティックはTPオリジナルでは初めて

英国老舗ブランドにおいても見かけるのはセミハイカットのブーツタイプ

とりわけ短靴プレーンのスリップオンタイプは珍しく

ゴムのおかげで着脱はイージー

気軽に履いて頂けるのにフォーマル感を纏う「究極」な一足は

今後、日本のドレスシューズシーンでもっと上位になるべきデザインと言える。

 

そんな記念すべき第一歩として

2023年9月23日「靴磨きの日」にTPオリジナル・プレステージコレクションより

イヤーモデル2023として限定発売致します。

いつも通り口癖ではございますが

まずは、兎に角こちらのイヤーモデルに足入れをして頂きたい。

その素晴らしいフィット感に驚愕して頂けることかと思います。

紐靴以上のフィットと安定感を目指し、

幾度となる試作と足入れを繰り返すことで完成したイヤーモデル2023

多くの皆さまに、履いて頂けると大変嬉しく思います。

 

<Trading Post Year Model 2023の3つの特徴>

 

<Ⅰ> 機能とデザイン

フィット感に優れたオリジナルラスト66の複雑な設計を

履き口の広いスリップオンでも機能させることは困難を極めました。

纏う面積が広いデザインなら、色々な手段があるのですが、イヤーモデル2023はそうではありません。

拘った特徴としてロングノーズに見せない控え目でクラシカルなバランス

前半分のバンプ部分と履き口の後ろ部分を1:1になるよう設計しました。

更には外側のトップラインを極力低くすることで、

エレガントな見た目と、くるぶしに干渉しない快適な履き心地を追求

反対に内側のトップラインに関して極力面積を増やす事で安心感のあるサポートを目指しました。

 

その結果コンパクトなヒールカップの形状も加えトップライン全体で、

当たってはいけない箇所を回避しながら、巾着のように包み込むパターンが完成

ラスト66元来の二の甲のフィットとゴム自体の性能も相まって紐靴に匹敵するフィット感を獲得。

 

プレステージコレクションの長所を最大限活かしたクラシカルなスリップオンが完成致しました。

外・内で高低差のあるトップライン

 

<Ⅱ> センターエラスティック

ゴムの補助を使った履物として最もポピュラーなのがチェルシーブーツ、所謂サイドゴア

更には最近ではレイジーマンに代表されるサイドエラスティックも見る機会が増えました。

 

さて今回のセンターエラスティックですが、甲の頂点をゴムパーツでアシスト

丁度、幼少期にお世話になった上履きを思い出して頂くと分かり易い

重要な器官が集中する甲部分をフレキシブルなゴムでサポートする事で足当たり自体も柔らかく

エラステックシューズ随一の優しいフィット感が特徴

それをバンプの延長で隠すことができますので、シンプル且つエレガントなデザインを可能とします。

 

シンプルな分、メーカ自体のテクニックが優れてないと平面的でのっぺりとした印象になりますから

その点、日本が誇る浅草セントラルが作製するTPオリジナルのプレステージコレクションなら万全と言えるでしょう。

 

もちろん他のエラステックシューズ同様にゴムが傷んだ時は交換修理も可能ですのでご心配は無用です。

 

<Ⅲ> Prestige Collection Spec

プレステージコレクションの特徴でもある「美しい底面」と「シームレスバック」

底付けに関して接地面である前半分はグッドイヤーと柔軟性が必要な踏まず部分はマッケイのミックス製法

踏まずの部分は返りを向上させるという役割だけではなく

マッケイならではの薄くシンプルな構造は、見た目にもメリハリのある造形を可能とする。

加えて糸目を伏せたチャネル仕上げと半カラスの着色

更にはシャンクを包む補強材を活かして三角屋根状のくびれを強調するフィドルバックはビスポークに匹敵

底面まで美しいのはプレステージコレクションの証と言える。

 

多くの皆さまにも認識頂いている外観上最も特徴的な意匠シームレスバック

良い素材と高い技術力が無ければ不可能であり

全方位的に美しいがモットーであるプレステージコレクションには無くてはならない贅沢な意匠

極めてシンプルなイヤーモデル2023の場合、後ろ姿の美しさもより際立ちます。

余談ですがアッパーの部品数は2点となりますので

格好よく言うなら「2ピース」ということになりますね!

 

あと忘れてはいけないのは、使用する素材は最上級のフランス産ボックスカーフを厳選

ハリのある素材感とキメの細かさは上級インポートブランドにも匹敵するクオリティー

乳化性クリームだけでも十分に美しく光りますし

ハイシャインがお好みの方には大変コントロールがし易いお手入れが楽しい一足に仕上がっております。

絞り込まれたウエストと立体的な底面

 

お馴染みシームレスバック。この眺め良いですね!

 

最上級素材だから可能な二枚の大きなパーツで構成される贅沢なデザイン

 

 

最後に

Trading Post Year Model 2023を生産するのは

東京・浅草に工場を構える、グッドイヤーウェルト製法を得意とする老舗メーカー・セントラル

非効率ではありますが、世界のトップメーカーと比較しても手仕事のパートを重視しており

立体的且つ、型崩れのし難い、昔ながらの手製靴に匹敵するクオリティーは他社を圧倒する。

とりわけ、今回イヤーモデル2023においてはメーカーセントラルと我々TPの現時点での集大成でもあり

多くの皆さまに味わって頂きたい一足に仕上がっております。

 

靴磨きの日にデビューするイヤーモデル2023

是非、多くの靴好きのみなさまにご覧になって頂けること楽しみにしております。

皆様のご来店心よりお待ち申し上げます。

 

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