EDWARD GREEN 　青山本店20周年別注モデル　FALMOUTH（ファルマス）

皆さん、こんにちは。

今回紹介するのは、EDWARD GREEN（エドワードグリーン）の FALMOUTH（ファルマス）

前回のガジアーノ&ガーリングに続き、青山本店20周年別注モデルです。

最近の青山本店別注　裏テーマは　” クラシックからちょっと離れた位置で楽しめる革靴を作る！ ”

（もう少し詳しく知りたい方は、こちらのブログを！）

ということで今回、エドワードグリーンはこのように仕上がりました！！

青山本店20周年記念モデル　EDWARD GREEN　FALMOUTH（ファルマス）

素材：Suede
色：Black
底材：Single Oak Bark Leather
製法：Goodyear
木型：818
ウィズ：E
価格：￥217,800 （税込）

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ブラックスエードにアンティークゴールドのバックルが最高にクールなファルマスです。ですが、モデル自体は新作ではございません。こちらは2000年代初頭の古いEGカタログに掲載しているモデルで、中には「あぁ、懐かしい！」なんて思う方もいるのではないでしょうか。

青山本店は過去に取り扱いしたメーカーの古いカタログや革靴の雑誌が多数保管してあり、革靴資料館！とまではいきませんが、過去の貴重な情報がたくさん眠っています。（本店勤務スタッフはたまに見返しているんですよ！）2000年代初頭の革靴情報誌といえば、ご存じの方も多いであろう “最高級靴読本” が有名です。きっと昔からの革靴好きは穴が開くほど読んだことと思いますが、今見返してみても本当に面白いですよ～！しかし、価格の方は今と比べ物にならないものとなっていますので、その部分はしっかりは見返さないでください。。笑　そういえば、靴読本で青山本店にリースに来るスタイリストの方たち。。。あれだけの情報量ですと、毎回リースの量も半端ないので、相当大変そうでした。。たくさん借りてくださいね～なんて軽く言って反省・・・という昔話でした。

と、そんなこんなで？エドワードグリーンの2000年代初頭のカタログを見返していた時にビビッときたのがこのファルマス！（やっぱり紐無し！）

カタログの実物は以下のような感じ。

2000年代初頭のEGカタログ。やっぱり高級感あります。※現在も青山本店で見れます！

今回のFALMOUTH（MONKゾーン）

” TOP DRAWER “　実は筆者は「WALPOLE」も気になっていたのですが、やや奇抜？ということで今回は断念・・・

やはり、普通に復刻しても面白くないよね？ということでやはり青山本店流にアレンジさせてもらいました。

素材はブラックスエードで青山スタッフ全員一致！！これに迷いはありませんでしたので、即決しましたが、ラストは少し悩みました・・・。ベルト部分のパターンなどデザイン自体はやや変化球ですので、ラストはやはり202や82などの名作で復刻！というのが、一番お客さまに受け入れられやすいかな？と最初は考えていたのですが・・・。やはり青山本店としては、別注モデルはクラシックからちょっと離れたいということで、最終的に ” 818 “を採用しました。818は元々トップドロワー専用のラストの808や、その808をベースに作られた888などのエレガントな雰囲気を彷彿とさせる新ラストで、伝統的なシルエットのスクエアトウとして注目されています。そしてこの新旧の融合が新しい雰囲気を作り出せると信じて決定！！

アンティークゴールドのバックルの品が良い！

そしてバックルも敢えてアンティークゴールドへ！！

ブラックスエードとゴールドバックルは非常にエレガント！バックルももう少し光沢感のあるゴールドも選べたのですが、こちらは品よく高級感が出せるアンティークゴールドを採用しました。実は最初のサンプルは間違えてバックルがシルバーで上がってきまして・・・笑　それはそれで格好良いか！なんて話も出たのですがやはりゆずれないポイントでしたので、しっかりと修正したという小さい攻防がありました！笑